「勉強をしなさい」
この言葉は言われる子供はもちろん、言う親もストレスですよね。
私は子供の頃から勉強は得意ではなく、苦手意識の塊でした。
なぜ勉強がこうも嫌いなのか?と改めて考えたときに
物心ついた時にはすでに、苦手意識からスタートしていたことに気がつきました。
学ぶ楽しさを体験していないのに「勉強をしなさい」「勉強ができない子」と言われると
どんどん勉強嫌いまっしぐらです!
親になった時、そのことを思い出し
ならば小さいうちから学ぶことが好きになればいいのでは?!
そう思い、遊びの中から学びにつながるようなことを
思いついては実践してきました。
子供が「学ぶこと」=「好きなこと」と思えるマインドを育むために
実践してよかった5つのことを共有したいと思います。
興味を引く環境を整える
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まだ字も読めない子に絵本はいらないかな?
本屋、ブロック、パズルなどは遊ばなくても手に届くところに置こう!
(安全な大きさのもの)
本、パズル、積み木など知育玩具などはお祝いでももらうことも多いでしょう。
口に入らない大きさのもので、安全であれば
いつでも手に取る場所や
他ののおもちゃと一緒に置いておくだけでもいいんです。
音も鳴らず、光らない本や玩具には、初め興味は示さないかもしれません。
しかし
子供は遊び慣れたおもちゃにあきてくると、違うものを触りたくなります。
初めは、絵本も積み木も開いたり破りそうになったり
ブンブンするだけでも
簡単にふれられる場所にあることが大事です。
プラス、本を触っている時に大人が指でなぞりながら読んであげると
「ああ、これは声を出して読むものなんだ」
「これは「あいうえお」とよむんだ」と徐々に理解していきます。
積み木やパズルは、ひっくり返したり積んだりする事で
図形の概念を理解して行くといいます。
簡単ですが、スキンシップとコミュニケーションの満足度も上がります。
「楽しみ方を知らない」まま大きくなると
本を読むのが苦手、図形が苦手となり
算数力、国語力に大きな差が出ます。
少しでも子供が手に取ったら、一緒に楽しむことで子供も楽しさを発見してくれますよ。
自主的に学びを深められる環境を作りましょう。
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子供が実際に体験しながら学べる活動を取り入れよう
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学習はお金のかかることばかりと心配・・・
公園や、地域の学習施設では、お金をかけず実際に体験しながら学べます
無料で自然観察や植物観察ができる教材の宝庫
公園です。
木、葉っぱ、花、虫、理科で役立つ教材がたくさんあります。
難しいことを教える必要はなく
「この葉っぱ緑だねえ、あれ?この葉っぱは茶色いねえ」
なんて季節の変わり方を感じさせたり
「この木は葉っぱがついてないね。どうしたんだろう」
「この虫は刺したりするから気をつけよう」とか
大人にとっては当たり前のことも、子供にとっては知らないことだらけ
たくさんの疑問をみつけるでしょう。
大人が答えを教えるもよし、帰って図鑑や動画で調べるもよしです。
外で遊ぶのが苦手なご家庭は
科学館やワークショップのある資料館などへ行くのもオススメです。
今は、1年間を通して子供向けのイベントが各地で行われています。入館料もそれほど高くないので
天気に左右されずに行くこともできて、大人にもありがたいですね。
科学実験キットを使って実験を体験すると
今まで興味のなかったことに惹かれて、好きなことに加わるかもしれません。
実際に見て触れて手を動かすと、学習になることがたくさん
例えば我が家では、内容が理解できない小さいうちから
科学技術館に頻繁に足を運んでいました。
理科の実験のショーなども幼い時は
「わからないけどなんか楽しい」と面白がるだけでしたが
大きくなり、勉強内容とリンクしてきて
自然と知っていた事が学習に役立っていたなんてことも多いです。
興味を持ったらチャンス!飽きる前に本や教材を用意しよう
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うちの子、水族館で見てから魚が気になるみたい。この前まで電車だったけど・・・
好きな事が出来たら探求、調べる基礎ができるチャンスです!そっと見やすい本を用意しよう
子供は次々に違うことに興味を持ちます。
植物、動物、車、国旗、電車・・・etc。
子供は自分で好きなものにお金をかけて探求する事はできないので、
何もなければ忘れて飽きてしまいます。
もし、何かに興味を示したら早めに
そのテーマの本や絵本、図鑑とかんたんな物でいいので用意してあげると
楽しんでページをめくってくれます。
本を読む。
知りたいことを調べる。
記憶する。
もしかしたら、それを絵に描くかもしれません
インプット、アウトプットの勉強の基礎が小さいうちから自然にできちゃってる!
これが遊びと勉強の境界線をなくす一歩になったと思います。
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もう!この前は好きだって言ったのに!
もちろん一瞬興味を持っただけで、すぐポイなんてこともあるでしょう(笑)
それで当たり前だと思って欲しいです。
子供にとっては毎日新しいものとの出会いでいっぱい!
次々と好きなものは移るので、咎めることなくそっと本棚においておけば
また興味が湧くこともあるかもしれないです。
なので熱中するまでは、本や映像で十分でしょう。
初期投資が小さい方が、大人もがっかりしないのでストレスも減りますね。
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子供の好きなこと、学習の成果を認めて褒めましょう。
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うちの子小石ばかり見ていて、意味あるのかしら?!
子供が好きな事や表現した事は、褒めて見守ってあげましょう。
大人にとっては「意味がないこと」「小さいこと」でも
子供が好きになった事は、認めて褒めてあげて欲しいです。(危なすぎる事は注意が必要ですが)
好きな車を書いた絵、詰んだ石、貼り合わせた紙・・・
子供は毎日たくさんの作品を作りますよね。
それらは小さい子にとっては、学習した成果です!
大人はそれを見て「いいね!楽しそうだね」というだけで充分です。
そして褒めるなら
成績や完成した作品を褒めるだけでなく
制作過程、学習過程を褒めてあげることで
子供は自信を持って、次の学習に取り組むことができます。
好奇心から芽生えた学習の気持ち
その子の糧にするのは、周りの大人の応援も大事ですね
ほんの少しの時間でもいい。子供と一緒にやってみよう。
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いくら好きでもずっと一緒に付き合うのは大変
1日の10~30分だけでいい。好きに好き合うのは少しだけでも大丈夫
子供と遊ぶって、親にとっては結構大変ですよね。
「子供の好きな事」はだいたい大人にとっては、もうつまらないのです(笑)
家事や仕事とやる事は多いし・・・
保育園、幼稚園から帰ったら一緒に遊ぶ時間を取るのは大変です。
私がまさにそうで
子供の相手をする時間がないと
罪悪感を感じてしまうときもありました。
でも、
長く付き合わなくても、少しでも毎日向き合う時間があればいいと思います。
うちの2人の子たちは本が好きで「読んで読んで」と
次々に本を持ってきて止まらなくなるので
さすがにイラついてしまうこともありました。
なので毎晩布団に入ったら、子供たちが持ってきた本を読み聞かせをする
読み聞かせボーナスタイムとしたのです。
1日に一回は必ずその時間があると言う満足感で
そのほかの時間は控えめになり、読書も大好きになりました。
好きなことを一緒に体験する時間はとても貴重で大事な時間となりました。
まとめ
勉強を楽しむ心が育まれるには
楽しい!もっと自分で調べたい!という気持ちと
自分で学んだ達成感が大事です。
今回は勉強が好きな子供に育つために
やっておきたい5つのポイントをご紹介しました。
子供たちの勉強へのモチベーションを高めるのは、お金をかけずに
日々の生活でも可能ですので参考にしていただければとお思います。
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