中学受験したい!準備するなら何年生からがいい?

中学受験の準備するなら何年生から? 中学受験

こんにちは。星パンです。
子供に私立中学を受験をしたい(させたい)と思った時、考えるのが

何年生から受験準備をすればいいの?

もちろん中学受験を早い段階から決めていたり、すでに志望校があるなら
早めに準備するに越したことはないです。
そういう家庭ではすでに家庭学習、または塾に入っているかと思います。

しかしだいたいは3年生くらいから
保護者や子供の間でちらほら「中学受験」という言葉を聞き出始めるのではないでしょうか?

そこで

「うちの子はどうする?いつから準備するのが良いの?」と考えるタイミングがやってきます。

実際に2人の子供で中学受験を経験した私が
お勧めする受験スタートは

やはり新小4年生のスタート時です!

勘違いしやすいのですが
小学4年生になった4月ではありません。

塾や通信教育で、中学受験向けカリキュラム開始するのが
小学校3年生の三学期(1〜2月)なのです。

新4年生というのは、3年生の三学期からスタート


新4年生のカリキュラムスタートと同時に勉強を開始したい場合
遅くとも3年生の冬休みくらいまでには、体験授業や塾見学、通信教育の資料を集めるなど
検討をしておくと焦らず決めることができると思います。

中学受験専門プロ講師の中学受験個別指導塾ドクター

なぜ中学受験の準備は4年生からがいい?

まだ3年生だもん早いよな・・・。学校のテストは点数いいし!と思うかもしれませんが
中学受験の勉強範囲はとても広く
学校によっては大人でも難解な深いところまで学習しなければいけません

出題文も学校のテストの比ではないため、問題を解くテクニックも覚えて行く必要があります。
小さな体の小学生がその範囲を身につけるには時間をかけて準備するのが安心ですね。

 私立中学受験の勉強範囲は学校で習うよりも広く深い

(公立中高一貫校の場合はまた違います)

中学受験の勉強範囲は特殊!

小学生が解ける問題とは言え、問われる問題は中学校で習う内容も含まれます。


例えば、中学受験の問題の算数
中学生の数学は主に公式を使って解きますが
中学受験では公式を一切使わずに、四則演算を駆使して解いていきます。

「つるかめ算、旅行算、植木算、旅人算・・・」などなど

小学校では触り程度しか教わらない問題が多く出題されるのです。

この特殊算、中学受験を経験していない大人が教えるとなると
なかなかの難問となります。(どうしても公式が使いたくなります)

社会の範囲は、地理に公民、歴史と
世界史の範囲まで出題する学校もあるため、膨大な知識を覚えなければいけません。

学校によっては、記述力も必要になり身につけるまでには
時間をかけて慣れることが必要になります。

塾や通信教育では学習範囲が5年生には終わる。

受験対策用の塾や、通信教育ではこのような広範囲の学習内容を

基本的に新4年生(3年生2月)から5年生で終了するように

カリキュラム組まれています

4年生・・・4年までの範囲をしっかり基礎固め

5年生・・・中学受験の内容に入ってくる。特殊算や大量に読む文章に慣れていく。

6年生・・・応用問題に入り、偏差値や志望校別に学ぶ範囲が分かれる

模試では難関校、適正型の学校など、子供の目指す学校に特化して受けることになる。

偏差値等で自分の立ち位置を知り志望校を絞る。

5、6年生で途中で入塾した場合はカリキュラムの途中から入ることになるため

クラスの子がすでに習った範囲と、新たな内容についていかなければならず
学習内容の多さをカバーするには、帰宅してかも勉強時間が必要です。
睡眠時間も確保したい子供には負担も大きいと感じます。

塾に入塾したくても6年生だと断られる場合もある

4年から5年にかけて学習範囲を習い終わるので

6年生ではすでにクラスが応用や、復習に入っていることがほとんどでしょう。

これは通信教育でも同様で

過去の学習範囲を取り寄せるとなると、膨大なテキストと向き合う必要があります。

わからない範囲は自宅学習や、個別指導塾でで補うことになります。

大手の塾では入塾テストを行っていますが、

転塾や受験範囲を未学習の場合、時期によっては断られることも多いです。

模試や定期テストに対して回数多く慣れておきたい

これは、我が家の性格の違う2人の子供を見ていて、模試の経験がいかに本番の入試で大事かを感じました。

模試というのは

学習範囲を理解してるか?

偏差値はどのくらいか?

志望校への可能性を知るだけでなく、

一生に一度の「中学入試」という緊張する場所への練習でもあるのです。

入試会場へは親は一緒に入れません。
門をくぐったら、何があっても長い試験時間を1人で乗り切らなければいけない・・・。
これは親もハラハラ!

高校大学の受験よりもはるかに幼い子たちにとって「慣れない場所」では想定外のトラブルも起きがちです。

例えば

消しゴムを落としてしまうも言えない
後ろの子が癖でシャープペンシルを鳴らすのが気になる
お腹が痛くなった!どうやって言えばいい?

解ける問題も突然の緊張で真っ白になる
周りの子がスラスラ解けてる気がして動揺する
時間配分を間違えてしまう
休み時間に他の子の話を聞いて焦ってしまう

などなど、こんな些細なことが子供には一大事。
実際の入試で初めて体験すると、せっかく学習したことが発揮できなくなります。

いつもと変わらない。が小学生には大事

模試の経験が多いと、イレギュラーな事が起きてもペースを取り戻す方法を見つけらるようになります。

できたら4年生ごろからテストに慣れておくと安心ですね。

塾に通うだけが受験準備ではない/自宅学習を活用するのもあり

新4年生から受験準備といっても「塾が必須」なわけではありません
案外知られていませんが、大手の模試は個人で申し込みも可能です
塾に入っていなくても模試は好きなだけ受けることができるので自宅学習にわせて活用ができます。

集団塾以外で学習方はこちら

*中学受験対策通信教育(私立型、適正型とあります)

*オンライン授業

*家庭教師

今は様々な学習の仕方があるので
子供の気持ち、家庭の環境に合わせて学習できます。

< デキた♪がどんどん増えていく!小中学生向け通信教育デキタス誕生♪

小学5年生〜6年生に開始するのでは手遅れなのか?

では、すでに5年6年になってしまっている場合手遅れなのでしょうか?
決して無理なわけではありません。
中高一貫校には様々なタイプの受験形式があるので
学校での5年6年までの学習範囲をしっかり身につけているなら
受験対策が間に合う学校はたくさんあります。

その子の能力と家でのサポートによっては、短期間で集中して学習することも可能です。
高学年で受験をスタートした場合にも良い点があります

*受験のために好きな事、習い事をやめたというネガティブな気持ちにならない

*意思がしっかりする高学年のため、目標に向かい集中する

*体力があるので、少し離れた塾でも通うことが可能

*短い時間でやることを明確に効率よくできる。

かくいう我が家の子たちは、2人ともスポーツの習い事を優先したので
本格的に塾に入ったのは5年の後半と遅かったのです。
しかし思い返せば

大変でした!(汗)

私立御三家に進学した長男の場合。
新四年生〜5年生までは大手進学塾の通信教育と、家庭学習を毎日こなし習い事とへ並行

教えてくれる先生がいない分、模試の解き直しも家庭で行いました。(めっちゃ大変)

5年生の秋に本人の希望で塾に入る決意をしました。

「習い事はやめて受験勉強に専念したい」とやる気満々で入塾したので

そこからは成績は上がり続け、志望の難関校を全て合格するまでに至りました

長女は受験をしないかと思い5年生の後半まで習い事や、お友達との遊びを優先してたら

まさかの受験の意思表明

学校でのテストはほとんど満点でしたが、受験対策の勉強はてんやわんやでした。(泣くほどに大変)

そこで算数を重視して勉強開始

ギリギリまで社会や理科は基礎範囲になってしまったので

「2科目受験」や「適正型」受験の学校を選び

特待生で合格をいただきました。

今は笑い話ですが、親はずっとヒヤヒヤで

ああ、4年生からゆっくり始めておけばよかった・・・なんて(笑)
しかし高学年からのスタートでも不可能ではないようです。

まとめ

中学受験がうっすら意識しても、親も子供もすぐに決める事はできないと思います。
環境や、費用、何より子供の気持ちを第一に考えたいですね。
大変で辛いだけの受験ではなく笑顔の多いチャレンジとなりますように。
中学受験を乗り越えた子供達、驚くほどたくましくなりますよ!

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